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明治31年大阪生まれ。大正11年東京帝国大学法学部政治学科卒業。昭和2年(財)金鶏学院、同6年日本農士学校を設立、東洋思想の研究と後進の育成に努める。戦後、昭和24年師友会を設立、政財界のリーダーの啓発・教化に努め、その精神的支柱となる。その教えは人物学を中心として国民の各層に深い感化を及ぼし、国民的教育者として今日なお日本の進むべき方向を示している。58年12月死去。

このようなプロフィールからは、気難しい思想家・漢学者というイメージがあるかもしれませんが、家庭では大変穏やかで寡黙な人でした。

私が学生だった頃には、書庫で大漢和辞典が引けるようになるまで、気長につき合ってくれました。 20余年間一緒に暮らしたことが、今の私に大きく影響していると感じています。

安岡定子